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- 園長通信
- 認定こども園への移行について(2027年4月開設予定)
認定こども園への移行について(2027年4月開設予定)
平素より本園の運営にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
このたび、本園は11月29日の評議員会・理事会に於いて2027年4月からの開設を目指し「幼保連携型認定こども園」への移行準備を開始することが決定しました。移行することにより、1歳児から学童期までの子どもたちを対象にして、より一貫した質の高い教育・保育を提供することが叶い、併せて公益法人としての存在意義が一層高まります。
■ 移行の目的と背景
- 私たちが認定こども園を目指す理由は、社会の変化と地域のニーズに応えるためです。
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- 女性の就労意識の高まりとともに、低年齢児からの預かり保育の需要が急増していること
- 70年以上にわたる幼児教育の経験と教育資源を、より多くの市民に開放し地域貢献を深めたいこと
- 1歳から児童期(学童クラブ併設)まで、多様な年代の子どもが関わり合いながら主体的に生活する場をつくり、健やかな心身の発達を促すこと
- 保護者の皆様の就労支援・生活支援に取り組み、安心して子育てができる環境を整えること
この移行は単なる制度変更ではなく、乳幼児期から児童期、青年期、そして成人期・老年期に至るまで、地域の生涯発達とウェルビーイング(幸福な生き方)を支える公益法人としての理念を一層深めるための改革として位置付けております。
■ 1)新しく始まること
- 給食の導入:現・2歳児棟(東門近く)に給食室を新設し、全園児が給食を利用できるようになります
- 1歳児保育(3号認定)の開始:新たに1歳児クラスが開設されます
- 2歳児保育(3号認定)の開始:従来の「2歳児預かり推進事業」に代わり、保育所と同様の入園手続きによる2歳児クラス利用が始まります
- 送迎ロータリーの設置:現・東門をロータリー化し自家用車での送迎が可能になります
- 駐輪・駐車環境の整備:現・駐輪場を2階建てに改修し1階を駐輪スペース、2階を駐車スペースとして活用します
2)変わらないこと
- 2歳児プレ保育(満3歳児保育)は継続
- 1号認定(3〜5歳児)の教育課程は継続
- 預かり保育「エルマー組」(横浜市型)は継続
- 70年の歴史の中で積み上げた教育方針・内容の堅持
- 保育料は据え置き(給食費のみ新たに加わります)
3)工事日程(予定)
- 給食室設置工事:2026年5月〜7月
- 東門ロータリー化工事:2026年夏休み期間〜(運動会など行事期間は一時中断)
■ 関係者の皆様へ
本園はこれまでと同様、子ども一人ひとりの主体性を尊重し、遊びを通して意欲的に生きる力を育む教育・保育を大切にしてまいります。制度が変わっても子ども中心の教育理念は何一つ変わりません。今後、工事に関する内容や詳細な運営体制については、具体的に決まり次第順次お知らせします。よろしくご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和7年12月2日(火)
学校法人ニューライフ学園
ニューライフ幼稚園
理事長・園長 角和 麻衣子
(お問い合わせ/相談)045-402-8539
