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FROM THE PRINCIPAL

  1. 園長通信
  2. 秋祭りがやって来る!-オキシトシンからの考察-

秋祭りがやって来る!-オキシトシンからの考察-

明日はいよいよ秋祭りです。例年の猛暑により夏の開催を断念し、季節をずらしての準備がニューライフの先生方のチームワークによって続けられてきました。今回は園長もフランクフルトを焼くと言う重要なお役目を仰せつかりました。おいしく焼けるかなぁ、いい香りを出せるかなぁ、と、不安と好奇心が入り混じった心境です。そもそもこんなに真面目にフランクフルトと向き合うのは初めてです。その成分について調べてみました。日本の成分表によれば、高エネルギー、中程度のたんぱく質、高脂質、高ナトリウムの食品であると同時に、鉄分、亜鉛、ビタミンB群も含まれているとされています。これらより、赤血球の形成や神経機能の維持、免疫機能にも役立つ食品であるといえます。ソーセージを対象とした咀嚼研究では、幅広い年齢層が受け入れやすいテクスチャーであることが示唆されています。一方で、塩分や飽和脂肪などの負荷もあるため、毎日・大量にとることは避けたほうが良いでしょう。フランクフルトを焼くことで立ち上がる香りは、食欲を刺激し、楽しい経験の創造に役立つでしょう。勿論、プルースト現象に関連し記憶と強く結びついて、大人になったころに、ふと、秋祭りの光景を思い出すことがあるかも知れません。フランクフルトやさんのPRはこれくらいにして、明日を楽しみに準備の手を進めようと思います。

日本には「ハレとケ」の考え方があります。祭りは普段の生活(ケ)とは異なる特別な時空間(ハレ)を創造します。日常の立場(年齢・社会的役割など)を超えた関わり、開放的な雰囲気や音・香・衣装といった多くの感覚刺激にあふれる共有体験の場です。こうした非日常の感覚が人の心を自然とオープンマインドにし、コミュニケーションを活性化させるのでしょう。7分間以上のコミュニケーション(対話を聞いているだけでもよい。SNS等ではなく直接の対話がよい)によって、オキシトシンという脳内物質の分泌が促されるといわれています。オキシトシンは共感ホルモンとも呼ばれ、社会的絆を強めることがわかっています。さらに、コルチゾール(ストレスホルモン)を抑制し、不安症状を緩和することもわかっています。

ニューライフの秋祭りで皆さんと楽しい時間を過ごせることを教職員一同心よりお待ちしております。

ニューライフ幼稚園 園長 角和麻衣子